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アロマ精油の成分

ジャスミンとイランイラン


ジャスミンとイランイラン、両方ともお花から抽出した香りです。
どんなイメージですか?

私は、この二つの香りは、プワゾンの香水を思い出します。
昔流行った香りで、言い方がどうかなと思いますが、お色気ムンムンという感じです。

イランイランとジャスミンに共通して含まれる成分。そして、その効能は何か。

共通する成分は、
エステル類の酢酸ベンジルと安息香酸ベンジル。
モノテルペンアルコール類のリナロール。
この3成分です。


効能は、
リナロールは、鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用。
酢酸ベンジルの固有作用は、興奮作用。
安息香酸ベンジルには、固有の作用はなく、エステル類としての作用になります。

エステル類としての作用は、
鎮痙攣作用、神経バランス回復作用、
鎮静作用。鎮痛作用、抗炎症作用、血圧降下作用です。

これを見ておーと思ったのは、酢酸ベンジルの固有作用の興奮作用。

興奮ってどういうイメージですか。

この興奮作用が、あやしげな印象を受けるのかなあと。興奮作用と高揚作用は、微妙に違います。

この酢酸ベンジルの成分を持つ精油は、他にマンダリンがあります。

イランイランの方が匂いは、個性がすごく強いので、嫌いな人が多いのですが、
そういう人でもジャスミンは好きな場合があります。マンダリンはもっと受けいれやすいです。